「セミナーは企業側/ユーザー側、それぞれに狙いがあるイベント」
ビジネスに積極的にセミナーを活用している企業もずいぶんと増えましたね。
企業にとっては、新しいお客様との出会いとして有効であり、参加者にとっては、ネットでは公開できない情報を得られるケースもあるため双方にとってメリットは大きい。
ただし、セミナーの良い点だけを強調するつもりはありません。特に無料セミナーにおいては企業も新規のお客様との出会いの機会としたいと考えているため、セミナー終了後に営業を受けるといった流れは想像いただけると思います。保険であれ、不動産投資であれ、節税であれ、相続セミナーにおいても。
一方で、有益な情報がほとんどなく、営業行為が強引ということになれば、これは最悪なセミナーであるわけですが、有益な情報も多分にあったにもかかわらず、控えめな営業すらも一切受けたくないというのもなんだか釈然としません。
少し話はそれましたが、「悪質なセミナー講師」は論外として、セミナーを通じて知り合った講師の方々の中から継続してお付き合いしたい講師はどこで見分けるのか?について少し私見の述べたいと思います。
「金融系のセミナー講師」に求める一番大切な要素はこれ!」
金融系に限定していえば、税理士の先生を含め、講師を見極めるにあたって一番大切なことは、「あなたが重要な局面に遭遇したときに、親身に相談にのってくれるだけでなく、あなたのために汗を流してくれるのかどうか」です。
ただ話を聞いてくれる講師(専門家)は多いと思いますが、実際に自身のために動いてくれる専門家は意外に少ないことを実感することでしょう。どの講師(専門家)も経済活動としてセミナーやコンサルティングを行っておりますので、あまりややこしいケース(イレギュラーなケース)には関わりたくないと思うのは仕方ないのですが。。
お金に関する問題は、規定通りにコトが解決しない事案も少なくありません。(たとえば相続や境界線問題)セミナーを通じて、なにか問題が生じたときに協力してくれる講師であるかどうかの見極めはとても大切です。
「講師自身もトライしているのかどうか」
相続や不動産投資セミナーに多いケースとして、ネットで調べれば誰もが知り得る情報ばかりをもっともらしくプレゼンしているケース。質疑応答などで、具体的な質問をするとすぐに分かってしまうのですが、講師自身が投資をしたり、相続を受注した経験が少ないといった講師は意外と多いのです。講師自身が投資も相続も経験していないのに、投資を勧めたり、相続事案を受注したがるというのは、のちに大きな後悔へとつながる恐れが・・・。
講師から商品を勧められ、契約するのも悪くありませんが、営業トークで事前に聞いていなかったケースが後にいろいろとわかってきた!となれば、契約を後悔することにつながることも。
講師の経験値を試す意味でも、講師がその商品へ投資したり、運用しているかなどを確認するとよいかもしれません。講師の運用実績などは、確定申告書を提示してもらったり、運用実績がわかるポートフォリオを確認させてもらうとよいかもしれません。ちなみに、こういった書類を提示できない講師は、自身で運用していない可能性が高いかも。
自信のある講師たちは、あっさりと確定申告書を見せてくれたりしますから。
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